院長の太田です。
昨年末でハナ動物病院もついに1周年を迎えることができました。
あっという間だったような、いろいろあったような。
でもこうして無事1周年、そして新年を迎えることができました。
これも、動物たちと、それを愛する皆様のおかげです。
ありがとうございます。
これからも、誠実に命と向き合い、動物と飼い主様の幸せの助けになれるよう、尽くしてまいります。
よろしくお願いします。
さて、先日1月10日には、新年早々出張に行ってまいりました。
場所は福島。
SORAという団体の、被災動物の保護施設です。
ここに来るのは3回目です。
今回も、被災動物(犬4、猫12)の不妊手術、ワクチン接種、血液検査の要請です。
それと、すでに保護されていて、前回来た時に不妊手術を施した子達を含む犬計27匹の血液検査です。
NPO法人ゴールゼロのメンバーや仙台に住んでいる友人に協力してもらい、獣医師3名で朝からやりました。
あまりの寒さに、着替えられず、私服の上に手術用のガウンを着てやりました。
何とかぎりぎりまでかかりましたが無事終わり、最終の新幹線に駆け込み、無事に帰って来れました。
しかし、福島には震災後からSORAさん以外からの要請もあり、たびたび足を運んでいましたが、やはり思うのは、「全く何も進んでいない」ということですね。
2年が経とうとしている今でも同じです。
まあ、人間の生活がやっとところどころ進んできたという段階なのですから、動物なんてまだまだなのは仕方がないのかもしれませんが。。
しかし、そんな現状の中、毎日毎日頑張っているボランティアの方々には、本当に頭が下がります。
自分たちはたまに呼ばれて1日行って帰ってきて、「ありがとう」なんて言われちゃって、少しいいことした気になってしまいますが、彼らは毎日毎日誰に頼まれるわけでもなく、ただただ動物たちと向き合い、終わりの見えない現実と戦っています。
自分のできることの小ささに、凹んだりもしますが、でもできることをひたすらやっていくしかないですね。
災害は、明日は我が身ですから。
昨年12月に開院され一周年を迎えられたこと、
おめでとうございます。
昨年はベルの終末期医療にお付き合い頂きまして、
どんなに励まされたことでしょう。
凹んで泣かれて、困らせちゃいましたね。
私が今こうして保護ボラを続けられるのも、
ベルの介護に翻弄する飼い主に、
とことん付き合ってくださったおかげです。
先生のアドバイスやスタッフさんの笑顔があって、
通院する度に診察後の帰路では気持ちが明るくなりました。
本当に心から感謝申し上げます。
飼い主様がいてもいなくても
院長を始めスタッフの方々の
誠実に真摯に命と向き合う姿を目のあたりにして、
めげている自分を奮起し続けることができました。
私も自分にできること、を、
ひたすら地味にしていこうと思います。
先生、
ツイッターやブログの更新数からしても、
日々の診療が凄まじくお忙しくされていたことと存じます。
広域な動物医療の現場でのご活躍に心打たれています。
病院休診日があっても、先生は年中無休ですね。
ご家族の皆様におかれましては、
並大抵どころではないご心配をされているのではないかと思います。
どうぞお身体、ご自愛下さいませ。
ご自愛下さいませー(=゚ω゚)ノ